オフィス社員のために導入したい社食・社内販売8サービス

第3の選択肢

労働形態の多様化に伴って、企業内の社食が見直され始めています。近年では昼食の時間を有効活用するために、企業に直接届けてくれる社食デリバリー、業者が社内で弁当を販売する出張販売、オフィスに保存ボックスをおいて管理する設置型などを導入する企業が増えてきています。これまで企業で賄っていた社食・社内販売を外注化することによって、レンタルオフィスやスペースが限られている企業でも、社員に福利厚生を提供でき、社員は外に出ずに空腹を満たすことができるため、双方にメリットがあり導入する企業も増えてきています。

そんな魅力あふれるサービスを覗いてみましょう。

1.オフィスがあっという間に社員食堂 デリバリー型社員食堂

料理を温かい状態でケータリングしてもらえるサービスです。個食パックではなく、学校給食のように保温容器ごとデリバリーしてもらうことができ、社員が好きなものを自分で取っていくホテルのビュッフェスタイルのような形で食事をすることができます。その日の気分や体調で食べる量を調整することができるため自由度が高いです。

省スペースで社員食堂  みんなの食堂

日本フードデリバリーサービスが運営する「みんなの食堂」では、毎日日替わりで温かい食事を提供してくれるサービスです。大きなスペースを必要とせず導入することができる手軽さから、東京都心を中心にじわじわとサービスエリアを広げています。「配達??なら弁当のほうが安く済むじゃないか!!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、侮ってはいけません。なんと一食当たり500円です。特筆すべき点は、使い捨て容器を使わずに食器でご飯を食べることができ、さらに食事は常に温かい状態で提供されます。またメニューは管理栄養士によって管理され、社員の健康に配慮した食事を提供、日替わりで和洋様々な料理を楽しむことができます。初期費用も0円と企業にとっても少ない負担で導入できます。

 

みんなの食堂詳細

・運営企業 日本フードデリバリーサービス

・エリア  東京

・利用料金 初期費用0円、サービス利用料 月額54000円~、従業員負担 1食0~500円

 

まとめ

提供エリアがまだ小さい範囲ですが、本記事の食品提供方法の中でもっともホスピタリティーにあふれたサービスになっています。企業は初期費用をかけずに導入でき、社員もお弁当以上外食未満のコストで健康的な食事をとることができるとあって、今後さらなる需要が見込まれます。食堂というスタイルから社員同士の会話が生まれ、業務効率のアップや社員に福利厚生を実感してもらえる機会になることが期待されています。

2.web注文で楽々 出張販売型サービス

「時間が惜しい!」「すぐにさっと食べたい」そんなニーズを満たすのが出張販売型サービスです。会社に弁当を売りに来てもらえるため、行列に並ばずに昼食を手に入れることができます。一般的な弁当屋との違いは、社員の健康に配慮した献立作りがされ、飽きないようにする工夫が随所に見られるところです。

簡単・手軽・健康 シャショク!

期費用0円で社員負担500円で社食を提供してもらうことができます。メニューも日替わり4種、総メニュー100種類から選ぶことができます。また、健康にかなり気を使った献立を意識しているようで、1食600kcal、糖質・脂質20%オフ、野菜摂取量175g(一日の半分に値する量)、タンパク質½ ~⅓ 、鉄分½ ~⅓、ビタミンⅭ½ ~⅓と厳格に成分が数値化された献立で、一食に対する本気度が伝わってきます。web注文にも拘わらず、対面式販売で自分の好きな食事をえらべるのも魅力的です。注文はなんと1食から可能で、どのような会社規模でも対応することができます。

 

シャショク!詳細

・運営企業 株式会社ベントー・ドット・ジェーピー(https://bento.jp/)

・エリア  東京

・利用料金 500円(シャショク!で契約時、通常800円)

飽きの来ない社食サービス シャショクル

シャショクルでは、様々な社食提供者の中から自分に合った食事を選ぶことができるシステムです。シャショクルの特徴は300社4000食(!)から食事を選択でき、定期配送だけでなく対面サービスも提供している点です。提供される食事は有名店監修のもの、値段を抑えたものなどを企業の要望に合わせて細かくオーダーすることができます。有名店の社食では、全国居酒屋チェーンの塚田農場、すき焼き・しゃぶしゃぶの名店である今半、洋食で有名なたいめんけんのオムライス弁当(※2019年3月21日現在、関東エリア)などを昼食に食べることができます。

こちらは机1台で食堂を開設することができ、20食から注文を取ることができるため、中小企業、ベンチャー企業にも気軽に利用することができるサービスになっています。

 

シャショクル詳細

・運営企業 スターフェスティバル株式会社

・エリア  東京・横浜・大阪

・利用料金 500円~

 

「お店ごと」日替わり オフィス屋台DELi

かなりユニークなサービスで、日替わりで弁当屋がブースを設けて対面販売してくれるサービスです。導入費固定費は0円で、1坪のスペースから出店してくれます。オフィス屋台DELiでは50社以上の弁当を買うことができ、要望すれば鉄道の車内販売のようにワゴン販売も行ってくれます。屋台DELiの魅力はなんといっても値段で、290円から注文することができます。お店ごと日替わりで入れ替わるので、メニューのマンネリ化からは無縁になること間違いなしです。

 

オフィス屋台DELi詳細

・運営企業 ワオ株式会社

・エリア  東京

神奈川

・利用料金 290円~

 

まとめ

デリバリー型社員食堂と同じで、まだサービス提供地域が小さいですが、常にスピードを求められる業種にはもってこいのサービスです。省スペースで社内のあらゆる場所でサービス提供を受けることができます。一般的な弁当屋と違い、各社とも健康面への配慮は手抜かりがありません。

3.コンビニや自販機感覚で使える オフィス設置型サービス

とてもシンプルで、業者におくってもらった食品を社内に置き、いつでも食べられるシステムです。最近では保存容器が高性能化し新鮮な食品を社内におくことができる環境になってきました。料金支払いもとてもシンプルなもので、食べた分だけ社員個人個人が料金箱にいれるという手軽さから、総務の仕事を減らすことができるという点は企業にとって魅力です。

健康志向を重視した OFFICE DE YASAI

こちらのサービスは、会社内に食品の品質を保つための冷蔵庫、冷蔵棚を設置しその場で料金を払うシステムになっています。デリバリーや出張販売と比較すると、とても気軽に立ち寄ることができ自分の好きな時に買うことができることが最大の特徴です。OFFICE DE YASAIでは、社名の通り新鮮な野菜サラダやカットフルーツ、チキン、ヨーグルトなどのおなかに優しいメニューがラインナップされています。手軽に食べられる「オフィスで野菜プラン」以外にも、定食も存在し、100円から新鮮な野菜を使った食事をとることができます。両プランとも100円から購入することが可能。

 

OFFICE DE YASAI詳細

・運営企業 株式会社KONPEITO(https://www.officedeyasai.jp/)

・エリア  日本全国

・利用料金 100円~

 

どこか懐かしい味 オフィスおかん

企業が用意するものは、電子レンジのみというかなりお手軽なサービスです。料金箱、専用ボックス、冷蔵庫などは、おかん側が提供してくれ、そこに食品を保存し好きな時に温めて食べることができるサービスです。小鉢にわけられており、メニューは家庭料理が中心です。いつでも食事をとれることができるため、勤務時間が不規則な職場でも導入することができ、多様な職種から注目されています。関東以外のエリアでは、ヤマト運輸を使って総菜を届けるサービス「おかん便」も行っています。

 

オフィスおかん詳細

・運営企業 株式会社おかん(https://office.okan.jp/)

・エリア  オフィスおかん提供エリア 東京全域、神奈川全域、埼玉一部エリア、

おかん便提供エリア 全国

・利用料金   100円~

 

有名食品メーカーが運営する オフィスグリコ リフレッシュボックス

江崎グリコが運営する設置型サービスです。導入にあたっては冷蔵ボックス、専用ボックス、料金箱をグリコが提供し、料金箱に食べた商品の料金を入れるだけというシンプルなシステムです。提供される食品は江崎グリコが製造しているものすべてとなるため、お菓子、ソフトドリンク、アイスなどを食べて小腹を満たすことができます。特に女性社員からの支持が高いようです。

 

オフィスグリコ リフレッシュボックス詳細

・運営企業 江崎グリコ

・エリア  関東圏、関西圏、愛知、広島、福岡

・利用料金   100円~

 

レアお菓子が食べられる! はい!おやつClub

全国各地のおやつを配送してくれるサービスです。中にはその土地々でしか食べることのできないおやつも含まれており、会話のきっかけにもなります。毎月一回お菓子が詰め込まれた段ボールが送られてくるだけなので、企業側が用意するものは何もありません。

 

はい!おやつCLUB詳細

・運営企業 株式会社ESSPRID

・エリア  全国

・利用料金 月5000円

 

まとめ

見方によっては古い方法と思われるかもしれませんが、デリバリーや出張販売と比べると人件費がかからず、簡単に導入することが可能です。軽食を中心に販売していることもあり、その気軽さは社員にとっても企業にとっても邪魔にならないような存在で、常にそばに寄り添ってくれる家族・友人のような感覚を覚えることでしょう。

 

総括

代表的な社食サービスを3つ紹介してきましたが、レンタルオフィスの増加、業態の多様化や業務の加速化が進む現代において、新たな選択肢として支持され始めていることが分かってきたかと思います。限られた時間、資金、スペースでいかにして社員のケアを行っていくか、ということが各企業の目下の課題となっています。「大企業だから福利厚生がしっかりしている」この考えはすでに過去のものであり、あらゆる企業で働き方改革が求められている昨今、社会のニーズを満たし、企業をサポートする心強い社食サービスの存在が今後注目されます。現在、サービス対応エリアは関東近郊がメインですが、導入コストがほぼかからないことや、業者がオフィスに出向いてくれるため、オフィスの周りに飲食店がない場所や都心から離れた立地であったとしても、社員の空腹をみたすことができ、今後重宝される存在となっていくでしょう。社食のアウトソーシングによって、近い将来、日本に「社食がない企業」が無くなってしまうかもしれません。